きらら通信
「なんとなく顎が痛い」それは季節の変わり目のサインかも?
こんにちは。
ベイシア上尾平塚内の歯医者、きらら歯科上尾院です。
今回は、季節の変わり目に気付きやすい「顎関節症」についてお話ししていきます。寒くなり始める11月、体の不調を感じる方が増えます。その中でも、意外と多いのが「顎の違和感」です。「口を開けると痛い」「食事中に顎が鳴る」「朝、顎が疲れている」などの症状が出ている方は、もしかすると顎関節症かもしれません。
顎関節症とは?
顎関節症は、顎の関節や筋肉に負担がかかることで起こるトラブルです。顎を動かすたびにカクッと音がしたり、痛みを感じたり、口を大きく開けられなくなるなど、症状はさまざまです。悪化すると硬いものを噛めなくなったり、顎の動きが制限され、会話や食事に支障をきたすこともあります。
特に、若い女性やストレスの多い方に多くみられる傾向があり、最近では小中学生でもスマホやゲーム中の姿勢の影響で発症するケースも増えています。放置してしまうと、慢性化しやすく回復までに時間がかかるため、早期の気づきが大切です。
季節の変わり目に注意が必要な理由
寒さや気温差は、体の筋肉をこわばらせる原因になります。顎の筋肉も同じで、冷えによって血行が悪くなると、筋肉が硬くなり痛みが出やすくなります。さらに、寒暖差による自律神経の乱れで睡眠の質が落ちたり、ストレスが増えたりすることで、無意識の歯ぎしり・食いしばりが増加します。これが顎関節に大きな負担をかけ、症状を悪化させるのです。
また、寒くなると肩をすくめる姿勢が増え、首から顎にかけての筋肉が緊張しやすくなります。その影響で顎の可動域が制限され、痛みや音が出やすくなることも。さらに、乾燥した空気による体の緊張や、日照時間の減少によるストレスの増加も、症状を誘発する一因と考えられています。
放置してはいけない理由
「痛いけど我慢できるから」と放っておくと、顎関節症は徐々に進行します。関節円板がずれて関節音が強くなり、最終的には口が開かなくなる「ロッキング」状態になることも。また、顎の不調は首・肩・頭などの筋肉にも影響を及ぼし、肩こりや頭痛、耳鳴り、めまいといった症状を引き起こすことがあります。噛み合わせのバランスが崩れると、顔の左右差や歪みが出ることもあるため、早期の対処が重要です。
さらに、顎関節症を放置すると、痛みを避けるために偏った咀嚼をするようになり、片側の筋肉だけが発達してしまうことも。これにより顔の形が変わる、姿勢が歪むといった二次的な問題を引き起こすケースも少なくありません。顎関節の異常は全身のバランスに関係するため、単なる「顎の不調」と侮れないのです。
まとめ
顎関節症は、早めの診断と適切な対応で改善が期待できる病気です。寒暖差を感じるこの季節、「なんとなく顎が変」と思ったら、そのままにせず歯科医院にご相談ください。体も心もストレスを感じやすい時期だからこそ、顎の健康を整えて毎日を快適に過ごしましょう。
診療内容
一般歯科/小児歯科/マタニティ歯科/審美外科/訪問歯科/口腔外科/ホワイトニング/インプラント/矯正歯科


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